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大阪のエネルギーを、いまこそ世界へ発信 3/3
大阪は日本一を創ろうという気力そのものが中途半端
- 澤田
- 今、大阪の置かれた状況を象徴する現象があります。それは、去年『上方漫才大賞を受賞した漫才コンビ、ちゃらんぽらんの「中途半端やなあー」というギャグです。大阪でこのギャグが流行語になっています。「中途半端やなあー」。これがそのまま、大阪の状況を表していると思うんです。
私は、東京にいて大阪のことをいつも考えながら仕事をしていて感じるんですが、東京では中途半端は通じない。東京の笑いも文化も政治も中途半端じゃない。各地方から集まった者同士が激しいツバ競り合いをして、ダメなやつは消えていくしかない。そんな覚悟の上で、お互いを切磋琢磨している。それに対してなぜ、大阪が中途半端になってしまったのか。
大阪には、メディアも文化も、国際空港も一通りのものはすべてそろっている。だから、大阪人は東京を意識する必要性を感じないんです。東京に本社が移ったと言っても、大阪にも本社がある。吉本もそうです。実際はどうであれ形式上は大阪に本社がある。大阪の人は、それで十分満足している。
かつて大阪には日本一のモノがいっぱいあった。歴史的にも大阪から世界に打って出ていたものがいっぱいあったんです。しかし、今はありません。なぜないのかと言うと、日本一を創ろうという気力そのものが、中途半端な気持ちだから、日本一が出て来ない。
昔は東京がなんじゃという気概の人がいっぱいいたんです。
- 白浜
私も大阪の現状は、その通りやと思うんですが、これは、中央の問題でもあるし、大阪を地盤にしている私たち政治家の責任でもあると思います。私は、そうした責任感から、「世界の大阪」ということを一つの大きな政策テーマとして掲げているんです。
例えば、今年の春に、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)が大阪市内にオープンしますが、当然、国内はもとより、東南アジアや海外から多くの観光客がやって来ると思います。
その時に、USJを見た人々が、それだけで帰ってしまったんでは、どうしようもない。私は大阪に大阪を象徴するものがないと思うんですよ。あると言えば大阪城だけでしょう。海遊館などの新しい施設もありますが、世界の中で大阪だけにしかないというものでもない。なぜ、もっとシンボライズされたものをつくらないのか。
私は十二年前に立候補してから一貫して主張しているんですが、古代からシルクロードを通して国際交流の中心地であったことを示す史跡「難波宮」(なにわのみや)の復元をしてはどうかと。
これは、象徴的な言い方なんですが、大阪というのは、それだけ歴史と文化が蓄積された都市であるということをもっと世界に発信していかねばならないと思うんです。
大阪の潜在パワーを引き出す
公明党・白浜に期待
- 澤田
- 北九州市のスペースワールドは、国内だけでなく、韓国や台湾などアジアの集客に力を入れました。スペースワールドに来たアジアの観光客は必ず、福岡市内で買い物をする。そして長崎へ回る。余裕のあるツアーだと、阿蘇山を見る。そういう意味で考えると、大阪にUSJがオープンした時に、福岡以上のボリュームの観光資源は大阪にはすべてあるんですよ。
京都や奈良、神戸も観光エリアなんです。それなのに、USJの集客能力を活用して、外国から来た人々をもてなす一つのエリアを構築しょう、USJ効果を何十倍にも拡大して、関西経済を活性化しようという意欲、気力が感じられない。
2008年のオリンピックよりもまず今年のUSJだと思うんですけど。「USJはUSJがやればいい」と傍観している。USJは私企業だからむずかしいかもしれないけれど、市民運動にする位の度胸が、いま大阪には必要なんです。
- 白浜
- 私はね、だからこそ関西の人々が心を一つにして、「世界の大阪、世界の関西をつくろう」という迫力、スピリットが大事だと思うんです。
USJは観光面ですけれども、産業にしても、文化にしても、大学の研究機関にしても、「世界の中でここにしかない」という総合的な役割を、もっとしっかり創造していかないと、これからの大阪の発展、関西の活性化はないと思います。
例えば、大阪には道修町という薬問屋が昔からあって、薬剤のノウハウが集積した歴史と伝統がある。この歴史と伝統を、新しい時代につなげるために、産官学一体のバイオの研究機関を作り、世界へ発信していくことも進めたい。
また、世界に誇る液晶技術など、家電メーカーが強いのも大阪、また中小企業の町とも言われる大阪を、どう発展させていくのか。大阪の特質を引き出し、大阪の再生をはかるため中小企業庁の招致を長年訴え続けているのも、もう一度日本一の大阪を作るためです。
- 澤田
- その通りです。中途半端のままで、現状に満足している大阪人を本当に発奮させれば、世界に誇れる都市づくりができます。 そのために、私は今年の参院選で、比例区一千万票の獲得を目標に掲げて おられる公明党の限りないエネルギーに期待したい。公明党の支持団体では、多くの若い人々が生き生きと活動されている。そのエネルギーを大阪の活性化のために注ぎ込んでほしい。大阪の庶民の心を揺り動かし、みんなを元気にさせてほしい。そうしたモデルケースを大阪から始めて、全国へ広げていってほしいと思います。
そのリーダーシップを担いうるのが、白浜さんです。白浜さんの若さとエネルギーと、今までの政治家 としてのキャリアを駆使して、これからもどんどん活躍して下さい。大阪で一番しっかりとしている政党が公明党です。ぜひ頑張って下さい。
- 白浜
- 熱き期待の言葉に感謝します。大阪再生をテーマに頑張ります。本当にありがとうございました。
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澤田隆治氏について