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大阪のエネルギーを、いまこそ世界へ発信 1/3
- 白浜一良
- 早速なんですが、長年、テレビ番組の制作に携わってきた澤田さんに、メディアと政治のかかわりについてお伺いしたいんです。
昔は街頭演説が、政治家が自らの主張をアピールする大きな舞台でした。それが、今は特にテレビの影響を考える議員が多い。テレビ番組でパフォーマンスすること、出演することが、政治家にとって大きな影響力があると。自民党の若手議員でも、最近は、地元で地道な政治活動をやるよりも、テレビに一回出た方が、効果が大きいと感じている。メディアの使い方は、政治家にとっても、政党にとっても非常に大事なポイントだと思うのですが、メディアを活用することは、なかなか難しいですね。
- 澤田隆治
- そうですね。でも、政治家がテレビを何とか活用しなきゃいけないと本気で思い出したのは、数年前からではないでしょうか。
それまでは、地域の集会が政治家の最重要手段で、まだ活字メディアの力を信じて政治活動をしていた。テレビメディアの力は知っているんでしょうが、テレビの使い方がよくわからない。テレビの政見放送の時、自然な喋り方ができない。自分の考え方をわかりやすく表現できない。テレビの影響が大きいだけに、そんなマイナス効果ばかり気になるんです。
二十一世紀の政治家は、もっと積極的にテレビメディアと取り組むべきです。
- 白浜
- 確かにその通りです。1%の視聴率で大体百万人が見ているといわれています。他の手段で百万人に何かを伝えようと思ったら、これは、大変なことですよ。
- 澤田
- テレビの影響で大きいのは、視聴者にイメージが残るということ。これをうまく利用することです。
今、一番テレビの使い方が上手なのは、石原慎太郎東京都知事です。それからテレビの持つカを最大に活用しているのは、田中康夫長野県知事。彼の「ペログリ日記」には、女性とだけでなく、どんなにテレビメディアと付き合っているかも書かれています。彼は当選した瞬間からテレビメディアと自分の関係を計算して行動している。見事なものです。活字メディアは「パフォーマンスだ」などと揶揄(やゆ)したり、辛口な批判をしていますが、テレビに出続けている方が強いのを知っていますから、次々とテレビに取り上げられる話題を作って、イメージを増大させていくでしょう。
- 白浜
- ああいう個人で立っている人は、メディアも使いやすい。それに比べて、政党についてはメディアも何か意図をもって報道しているように思います。情報操作ではないかという懸念すら感じる時があります。また逆に、テレビメディアの方でも使いにくいというのがあるんじゃないでしょうか。
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澤田隆治氏について