白浜一良

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中国の李鵬全人代常務委員長と会談/友好30年の歴史を万代に

2002年04月16日

2002/4/05付 公明新聞掲載より


 公明党の神崎武法代表と浜四津敏子代表代行は4日午後、東京・元赤坂の迎賓館に来日中の中国の李鵬・全国人民代表大会(全人代)常務委員会委員長を表敬し、日中国交正常化三十周年の佳節を祝い、なごやかに会談した。

 会談には公明党から鶴岡洋副代表、冬柴鉄三幹事長、太田昭宏幹事長代行、白浜一良参院幹事長、遠藤乙彦国際委員長、赤羽一嘉国際局長、中国側から徐敦信・全人代外事委員会副主任委員、武大偉・駐日大使、呂聡敏・全人代常務委員会副秘書長、王毅・外交部副部長らが同席した。


【後継者の育成が最重要 李委員長
“先人の精神”の継承を 神崎代表】

 会談の冒頭、神崎代表は、李委員長の4年半ぶりの来日をあらためて歓迎した上で、WTO(世界貿易機関)加盟や2008年のオリンピック開催などに象徴される中国の目覚ましい発展ぶりに心からの敬意を表明。

「周恩来元総理をはじめ貴国の指導者の大変な尽力があり、本年の日中国交正常化30周年という大佳節を迎えることができた」と述べ、記念すべき本年に公明党訪中団の派遣を検討していることを伝えた。

 李委員長は、中日国交正常化と両国の友好親善に果たしてきた公明党の役割を高く評価した上で、党訪中団の派遣を歓迎。

 さらに、今回の訪日の最大テーマが「21世紀の中日関係をどう発展させるか」を考察することにあると述べ、「重要なのは両国の友好関係を継承、発展させていく後継者の育成であり、この点は歴史を総括して間違いなく言えることである」と強調した。

 神崎代表は、21世紀の両国友好を担う“第3世代”の育成、交流を最重視する李委員長の見識に全面的に賛同しつつ、「相互理解に向け大切なのは、日中友好の『井戸を掘った先人たち』の精神を忘れず、学び続けることです」と応じた。

 また、神崎代表は政治、経済分野の交流というこれまでの基盤の上に、両国の共通課題となっている環境、麻薬、高齢化対策などの幅広いテーマを話し合うため、両国国会議員によるシンポジウムの開催を提案した。

 李委員長は、神崎代表の提案に賛意を示した上で、「両国は歴史的に深いつながりがあり、文化面でもお互いを参考にすることができる」と述べ、さらなる文化交流の必要性を指摘した。

 一方、浜四津代行は、かつて訪中した際に中国の女性指導者から紹介された「天の半分は女性が支えている」との言葉を通し、今後の女性交流の促進に期待を寄せた。

 また、冬柴幹事長も今秋に予定されている民間の大型訪中団の成功に全力を挙げる決意を表明した。